増刊号 図解 診療基本手技 第2集
身体所見のとり方
男性器
相戸 賢二
1
1浜の町病院・泌尿器科
pp.80-82
発行日 1992年10月30日
Published Date 1992/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909656
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正確な解剖学的知識をふまえた理学的検査が,診断の基本であり,これができてはじめて無駄のない検査計画が導かれる.
男性器の診察は,ベッドに仰臥させた患者の(右利きなら)右に立って行う.患者は下半身は下着まで外しバスタオルをかけて,診察部分だけ露出することで羞恥心を最小限にすることができる.殿部に約1メートル幅の防水布を敷いておくと,分泌物や不意の排尿の処理に便利である.
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