今月の主題 腹部エコーToday
腹腔内臓器における腹部エコー法の役割
びまん性肝疾患
福田 浩之
1
,
江原 正明
1
,
税所 宏光
1
1千葉大学医学部第1内科
pp.1540-1545
発行日 1998年9月10日
Published Date 1998/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909391
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ポイント
●びまん性肝疾患の診断において,腹部超音波検査は高い診断能と簡便性,非侵襲性に優れている.
●超音波により,肝の大きさ,肝の形態,肝実質や肝内脈管の異常,腹水,門脈圧亢進症における門脈側副血行路が診断できる.
●肝硬変では,肝表面の凹凸,肝縁の鈍化,肝実質エコーの粗造化,肝静脈の狭小化などの所見がみられる.
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