今月の主題 経静脈・経腸栄養療法のストラテジー
投与方法の選択と投与の実際
投与間隔の選択—持続VS間欠
秋山 純一
1
1国立国際医療センター消化器科
pp.252-255
発行日 1998年2月10日
Published Date 1998/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909222
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ポイント
●経腸栄養・経静脈栄養の投与方法には,持続投与と間欠投与がある.
●間欠投与は循環動態の安定した,栄養サポートが主たる目的の患者に対して行われる.
●間欠投与は持続投与に比べ,窒素平衡が良好に保たれることが報告されている.
●特に長期の栄養サポートを必要とする患者に対しては,代謝面での利点に加えQOLの面からも間欠投与が好まれる.
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