増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用
感染症薬
ニューキノロン系(クラビット,シプロキサン)
浦野 哲哉
1
1東海大学医学部内科学系呼吸器内科学
pp.420-422
発行日 2002年10月30日
Published Date 2002/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909102
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ニューキノロンは広域スペクトルを有する薬剤で,DNA合成阻害により抗菌力を発揮する.レボフロキサシン(LVFX,クラビット®)はオフロキサシン(OFLX)の一方の光学活性体であり,OFLXに対して約2倍の抗菌活性を有する経口薬である.シプロフロキサシン(CPFX,シプロキサン®)には,経口薬のほかニューキノロン系として初の注射薬がある.
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