増刊号 CT・MRIアトラス—正常解剖と読影のポイント
脳脊髄
各論
脳室・髄膜・くも膜下腔
土屋 —洋
1
1杏林大学医学部放射線科
pp.68-72
発行日 2001年10月30日
Published Date 2001/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908362
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歴史的にみると,CTの導入が脳室や脳槽系を全く無侵襲に描出可能とし,さらにMRIが出現して,髄膜やも膜下腔の正常・異常像も容易かつ正確に診断できるようになった.これらは自身を侵す病変のほか,各種の病態によって二次的に様々な異常所見を示し,頭部の画像診断上で重要な構造物である.
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