今月の主題 消化器薬の使い方 2001
消化器治療薬を知る!
炎症性腸疾患の治療薬
小林 清典
1
,
勝又 伴栄
1
,
五十嵐 正広
1
1北里大学東病院消化器内科
pp.1761-1763
発行日 2000年11月10日
Published Date 2000/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907815
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●潰瘍性大腸炎とCrohn病の主な治療薬として,5アミノサリチル酸(5-ASA)製剤,副腎皮質ステロイドおよび免疫抑制剤が挙げられる.
●メサラジンは5-ASAの徐放剤で,副作用の発現頻度が低く,Crohn病の小腸病変にも有効である.
●ステロイドの離脱困難例や難治例には,免疫抑制剤が有効な場合がある.
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