今月の主題 見逃しやすい内分泌疾患
甲状腺疾患
甲状腺疾患を見落とさないために—注意すべき病歴,理学所見,一般検査データ
小澤 安則
1
1虎の門病院内分泌代謝科
pp.1582-1585
発行日 1999年10月10日
Published Date 1999/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906199
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●甲状腺疾患の頻度は高い.その発見,正しい初期対応が一般診療でも重要.
●甲状腺疾患は一般血液検査では見つかりにくい.見落とさないためには病歴,理学所見を十分にとることが大切.
●甲状腺機能の把握は患者の動作,態度,表情,顔貌などの観察から始まる.
●初診で甲状腺機能の推定を行うべし.
●甲状腺の触診は正しく,かつ詳細に行う習慣を身につける.
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