図解・病態のメカニズム 胆道疾患・6
胆道癌
中村 雄太
1
,
乾 和郎
1
,
中澤 三郎
1
1藤田保健衛生大学第2病院内科
pp.701-703
発行日 1999年4月10日
Published Date 1999/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906004
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胆道癌は比較的高齢者に発症し,その予後は不良なものが多いが,胆嚢癌では最近の画像診断法の進歩により早期に発見されるものが増加してきた.しかしながら,胆管癌では進行した状態で黄疸により発見される症例がいまだ多いのが現状である.胆道癌発生の病態を把握しておくことは,正確な診断体系と早期診断の手助けとなる.そこで本稿では,胆道癌の発生における知見について述べる.
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