今月の主題 肝疾患診療 1999
Introduction
肝疾患の分類—診断プロセスとして
戸田 剛太郎
1
1東京慈恵会医科大学内科学第1
pp.202-204
発行日 1999年2月10日
Published Date 1999/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905887
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
●肝疾患の診断においては,病因,病態,ステージ診断の三つの要素に基づく分類により,各疾患を位置づけることが必要である.
●肝疾患は,トランスアミナーゼ,アルカリホスファターゼ,γ-GTPのレベルにその存在が反映されると考えられる.そのうち,最も重要なのはアルカリホスファターゼである.
●肝炎ウイルス持続感染者には,アルコール,薬物,自己免疫性肝疾患が合併することがある.
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.