増刊号 Common Drugs 350の投与戦略
循環器疾患治療薬
抗凝固薬
ワーファリン(エーザイ)
石川 欽司
1
1近畿大学医学部第1内科
pp.85
発行日 1996年11月30日
Published Date 1996/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905448
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1920年頃,アメリカで牛が出血して死亡する病気が蔓延し,その原因として牧草であるスイートクローバの中からdicoumarolが抽出され,その誘導体としてワルファリン(ワーファリン®)が合成された.ワルファリンは初め殺鼠剤として使用されていたが,次第に抗凝血薬として臨床応用されるにいたった.
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