今月の主題 心エコーToday
虚血性心疾患の診断と治療への応用
冠動脈インターベンションと血管内エコー法
矢嶋 純二
1
,
本江 純子
1
,
斎藤 穎
1
1日本大学医学部第2内科
pp.2128-2131
発行日 1996年11月10日
Published Date 1996/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905365
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ポイント
●Deviceの選択には,CAG(coronary angiography)上の病変形態に加え,IVUS(intra-vascular ultrasound)による病変形態の把握が重要である.
●IVUSによるdevice選択には,石灰化の程度と局在が大きく影響する.
●DCA(directional coronary atherectomy)のend pointには,IVUS上最小血管内径3mm以上,面積狭窄率50%以下が望ましい.
●stent植え込みのend pointには,IVUS上,strutを血管壁に十分密着させること,sym-metry indexを0.7以上とすることが望ましい.
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