今月の主題 肺炎と肺臓炎
知っておくべき肺炎の基本的アプローチ
肺炎を疑ったら行うこと
松村 理司
1
1市立舞鶴市民病院
pp.1883-1887
発行日 1997年10月10日
Published Date 1997/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904716
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ポイント
●身体診察をはしょらない.生命徴候やconsolidationの所見を把握する.
●胸部X線像は万能ではない.その長所や短所を臨床状況に応じて理解する.
●喀痰グラム染色の起炎菌推定における意義は大きい.検査特性(感度・特異度)を向上させる努力は,研修医の修得目標であるべきだ.
●抗生剤は,できるだけ狭域のものを独自の薬剤耐性成績に照らして使う.予測的使用も,限られた状況で,層別化して行う.
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