特集 循環器診断マスター—「ロジック」と「暗黙知」で診断の真髄に迫る
Ⅲ.慢性期外来
視診で心疾患を疑ったら?
石井 奈津子
1
,
山崎 直仁
1
1高知大学医学部老年病・循環器内科学
キーワード:
頸静脈拍動
,
収縮性心膜炎
,
アミロイドーシス
Keyword:
頸静脈拍動
,
収縮性心膜炎
,
アミロイドーシス
pp.604-610
発行日 2024年10月1日
Published Date 2024/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200844
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POINT
●患者が診察室に入ってきた瞬間から,歩行様式・歩行スピードを含めて視診の開始である.
●頸静脈の診察は座位・臥位の両方で評価し,呼吸負荷や歩行負荷での変化にも注目する.
●心不全の病態に迫る,視診と心疾患を合併する基礎疾患の視診に分けて考える.
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