今月の主題 慢性関節リウマチとリウマチ周辺疾患
治療と生活指導
抗リウマチ薬および免疫抑制薬とその使い方
内田 詔爾
1
1東京都立墨東病院リウマチ科
pp.2415-2419
発行日 1995年12月10日
Published Date 1995/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904270
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ポイント
●抗リウマチ薬(DMARDs)は数多くあるが,適応,選択,用法・用量はまだ確立されておらず,これら基本的なことは担当医の経験と勘により行われているのが現状である.
●DMARDsの効き方いかんでリウマチ患者の予後が変わる.DMARDsは反応性に個人差がみられるので,各患者に有効な薬剤を早くみつけることが大切で,無効あるいは効果減弱と判断した場合は他剤へ思い切って切り換える.
●低量投与法に徹し,定期的に効果の評価を行い,きめこまかい副作用のチェックが肝要である.
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