今月の主題 高齢者医療の新しい視点
高齢者医療と社会資源の活用
訪問看護
福永 秀敏
1
1国立療養所南九州病院
pp.1381-1383
発行日 1995年7月10日
Published Date 1995/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903758
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
●疾病構造の変化や高齢化の進行などで,入院という施設医療から在宅ケアへと方向転換が図られつつある.
●訪問看護制度は,在宅の寝たきり老人などに対して,主治医の指示書に基づいて,老人訪問看護ステーションから看護婦などを訪問させて看護サービスを提供し,住み慣れた地域社会や家庭での生活の質(QOL)を重視した療養生活を支援することを目的とする.
●在宅の寝たきり老人などで,在宅で治療・看護を希望する者から申込みがあったとき,主治医は診察に基づいて指示書を発行し,老人訪問看護ステーションに訪問看護を依頼する.
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.