今月の主題 消化器疾患の画像診断
微小病変の画像診断—選択と読み方
食道—特に微小癌の発見を中心に
吉田 操
1
,
葉梨 智子
1
,
門馬 久美子
2
,
榊 信廣
2
1東京都立駒込病院外科
2東京都立駒込病院内科
pp.125-131
発行日 1995年1月10日
Published Date 1995/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903467
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ポイント
●食道微小癌の定義は確立されていない.
●食道癌の初期像を微小癌に求めるなら,長径5mm以下の病変が適当である.
●食道微小癌は0-IIb型が主で,0-IIa,0-IIcも一部に含む.
●食道微小癌は上皮内癌が主体で,粘膜癌を一部に含む.
●食道微小癌は無症状で,拾い上げには内視鏡検査が必要である.
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