今月の主題 呼吸器薬の使い方
気管支喘息の薬物療法のポイント
テオフィリンの使い方
来栖 博
1
,
福田 健
1
1獨協医科大学アレルギー内科
pp.2325-2328
発行日 1994年11月10日
Published Date 1994/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903359
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ポイント
●有効血中濃度域が8〜20μg/mlと比較的狭いため,年齢,喫煙などを考慮し,個人のテオフィリン代謝に応じて適切な投与量を設定する.
●合併症,併用薬剤によりテオフィリン血中濃度は変化するため,適宜血中濃度を測定し,副作用の発生を未然に防ぐ.
●来院する前にテオフィリン系薬剤を服用していることが多く,発作で来院した場合は点滴する前の血中濃度を測定する.
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