今月の主題 循環器薬の使い方 1994
不整脈
カルシウム拮抗薬の使い方
鈴木 章古
1
,
大江 透
2
1国立循環器病センター内科
2岡山大学医学部循環器内科
pp.1463-1465
発行日 1994年7月10日
Published Date 1994/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902850
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ポイント
●発作性上室性頻拍には房室結節の伝導を途絶し,頻拍の停止を目的として用いる.
●心房粗動,心房細動に対しては房室結節での伝導能の抑制により,心拍数コントロールを目的として用いる.
●QRS幅の広い頻拍の場合には,カルシウム拮抗薬で頻拍が増悪することがあり,正確な不整脈診断が重要である.
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