今月の主題 心電図の読み方から不整脈診療へ
不整脈治療の基本
不整脈症例,入院治療か外来診療かの判断
三田村 秀雄
1
1慶應義塾大学医学部・呼吸循環器内科
pp.1863-1865
発行日 1992年10月10日
Published Date 1992/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901726
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ポイント
1)受診時に不整脈が持続していれば,その心電図により入院の適否を判断する.
2)受診時に不整脈が出ていないときには,症状(動悸,めまい,失神),心筋梗塞,心筋炎,肥大型心筋症など器質的心疾患の有無,12誘導心電図の異常の有無(WPW,QT延長,ブロックなど)をもとに入院の適否を判断する.
3)入院の判断は即日行わなければならない.
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