今月の主題 臓器感染症と抗生物質の選択
気道感染症
院内感染肺炎の診断と治療
澤江 義郎
1
1九州大学医療技術短期大学部
pp.1704-1706
発行日 1991年10月10日
Published Date 1991/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901081
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ポイント
1)院内感染肺炎はcompromised hostに併発することが多く,難治性で重症のことが多い.
2)起炎菌はグラム陰性桿菌のことが多い.黄色ブドウ球菌,真菌,ウイルス,原虫などによることもある.
3)的確な診断により,早期に抗菌薬療法を開始する必要がある.
4)抗菌薬の投与法,併用療法を工夫する.
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