今月の主題 消化器薬の使い方—その効果と限界
消化器症状の対症療法
下痢と便秘の対症療法
酒井 義浩
1
1東邦大学大橋病院・消化器診断部
pp.574-576
発行日 1991年4月10日
Published Date 1991/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900786
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ポイント
1)対症療法はあくまで原因追及の過程での便法であり,有効であっても無為に継続してはならない.また問診や身体所見を重視して,より適切な対症療法がなされるべきである.
2)消化管運動機能調整剤を中心に選択する.
3)原因が明らかになった時点で,より適切な薬剤に変更する.
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