今月の主題 STROKE—脳卒中診療のポイント
脳卒中の治療
抗血栓療法の適応と実際—抗血小板剤,抗凝固剤,線溶剤
内山 真一郎
1
1東京女子医科大学・脳神経センター神経内科
pp.2468-2474
発行日 1990年12月10日
Published Date 1990/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900638
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抗血栓療法には抗血小板療法,抗凝固療法,血栓溶解療法がある(図1)1).抗血栓療法の適応となるのは虚血性脳卒中であり,一過性脳虚血発作(TIA)と脳梗塞が対象となる.本稿では,抗血栓薬の種類と作用機序,適応と禁忌,使用法のポイントについて述べてみたい.
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