特集 “とりあえずスタチン”から脱却!—動脈硬化性疾患一次予防・最新の考え方
治療
non-HDLコレステロール(non-HDL-C),トリグリセライド(TG),HDL-Cを鑑みた動脈硬化性疾患の予防戦略—脂質異常症治療薬の使い分け
増田 大作
1
1りんくう総合医療センター循環器内科
キーワード:
高トリグリセライド血症
,
高TG血症
,
高non-HDLコレステロール血症
,
高non-HDL-C血症
,
フィブラート系薬
,
選択的PPARαモジュレーター
,
エイコサペンタエン酸
,
EPA
Keyword:
高トリグリセライド血症
,
高TG血症
,
高non-HDLコレステロール血症
,
高non-HDL-C血症
,
フィブラート系薬
,
選択的PPARαモジュレーター
,
エイコサペンタエン酸
,
EPA
pp.1254-1261
発行日 2024年7月10日
Published Date 2024/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229676
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Point
◎肥満・耐糖能異常の増加により高トリグリセライド(TG)・低HDLコレステロール(HDL-C)血症が増加し,心血管疾患イベントリスクが増加している.
◎残余リスクとしての高レムナント血症の管理にはnon-HDL-C血症に対する治療介入が重要である.
◎高LDLコレステロール(LDL-C)血症が管理された後,残存するnon-HDL-C血症の管理にフィブラート系薬,選択的PPARαモジュレーター,エイコサペンタエン酸(EPA)を用いる.
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