特集 睡眠にまつわる疑問にすべて答えます!—あなたの患者の睡眠中に何かが起きているかもしれない
各科で見かける睡眠関連疾患
睡眠と歯科の関わりで内科医が知っておくべきポイント—医科と歯科が連携して行う歯科的アプローチ
津田 緩子
1
1九州大学病院口腔総合診療科
キーワード:
口腔内装置
,
OA
,
閉塞性睡眠時無呼吸症候群
,
OSAS
,
睡眠時ブラキシズム
,
SB
,
形態評価
Keyword:
口腔内装置
,
OA
,
閉塞性睡眠時無呼吸症候群
,
OSAS
,
睡眠時ブラキシズム
,
SB
,
形態評価
pp.936-940
発行日 2024年5月10日
Published Date 2024/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229587
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Point
◎歯科においては睡眠時ブラキシズム(SB)が臨床上,身近で重要な睡眠関連疾患である.
◎本邦における口腔内装置(OA)は,保険制度の違いにより優位性や課題が海外とは大きく異なる.
◎閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)患者は,歯周病をはじめとする歯科疾患の罹患率が高い.
◎矯正治療をはじめとするOA以外の歯科的アプローチにはエビデンスが不足している.
◎OSASの歯科的アプローチには円滑な医科歯科連携が不可欠である.
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