特集 睡眠にまつわる疑問にすべて答えます!—あなたの患者の睡眠中に何かが起きているかもしれない
各科で見かける睡眠関連疾患
睡眠とホルモンの関係—なぜ内分泌疾患を考えるときに睡眠を考えねばならないのか?
門野 真由子
1
1金沢大学大学院医薬保健学総合研究科未来型健康増進医学
キーワード:
内分泌疾患
,
ホルモン
,
睡眠関連疾患
,
閉塞性睡眠時無呼吸症候群
,
OSAS
,
不眠症
Keyword:
内分泌疾患
,
ホルモン
,
睡眠関連疾患
,
閉塞性睡眠時無呼吸症候群
,
OSAS
,
不眠症
pp.904-909
発行日 2024年5月10日
Published Date 2024/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229580
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Point
◎内分泌検査は患者の病態,症状に加え,体位,食事,運動,ストレス,概日リズム,睡眠などの多様な因子を吟味しつつ,ホルモン測定値の結果を解釈する必要がある.
◎睡眠とホルモン分泌動態は双方的に影響をもたらす.
◎内分泌疾患は不眠,閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)を含む睡眠関連疾患を合併しやすい.
◎合併する睡眠関連疾患の早期治療介入は,内分泌疾患そのものの予後改善につながる.
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