特集 今どきの手技を見直し,医療処置でのトラブルを防ぐ—経験値ごとの気をつけるべき合併症や工夫
小外科や治療
褥瘡処置—入院後にできたの?…すみません,背中を見ていませんでした
米澤 美智代
1
1今村総合病院看護師特定行為研修センター
キーワード:
深部損傷褥瘡
,
DTI
,
感染
,
クリティカルコロナイゼーション
,
臨界的定着
,
創傷衛生
,
wound hygiene
Keyword:
深部損傷褥瘡
,
DTI
,
感染
,
クリティカルコロナイゼーション
,
臨界的定着
,
創傷衛生
,
wound hygiene
pp.360-364
発行日 2024年2月10日
Published Date 2024/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229434
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Point
◎褥瘡は発生原因をまず追究し,原因を取り除くケアと同時に局所治療を進めていく.
◎深部損傷褥瘡(DTI)を疑う所見がある場合は,注意して観察を怠らない.
◎深い褥瘡の治療は,DESIGN-R® 2020で評価しながら治療を進める.
◎感染が生じている場合は,感染コントロールを優先して行う.
◎創傷衛生(wound hygiene)でバイオフィルムに早期から対処する.
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