特集 クリニカルクエスチョンで学ぶ糖尿病治療薬—糖尿病治療の新しい潮流
現場の疑問を解決—薬物治療編
Question 4 インスリン治療に移行するタイミングは?
下野 大
1
1二田哲博クリニック
キーワード:
インスリン療法
,
Cペプチド
,
CPI
,
clinical inertia
,
緩徐進行1型糖尿病
,
SPIDDM
Keyword:
インスリン療法
,
Cペプチド
,
CPI
,
clinical inertia
,
緩徐進行1型糖尿病
,
SPIDDM
pp.96-97
発行日 2022年1月10日
Published Date 2022/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402228002
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Point
◎インスリン療法の絶対的適応と相対的適応を理解し,適切にインスリン治療を開始する.
◎Cペプチドを測定してインスリン分泌能を評価し,治療法選択の参考にする.
◎治療の遅れ(すなわちclinical inertia)に気をつける.
◎血糖コントロールが改善しない場合には,緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)も考慮する.
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