連載 見て,読んで,実践! 神経ビジュアル診察・27
うわっ!? 首が痛い!—髄膜刺激症状の診方
難波 雄亮
1,2
1亀田京橋クリニック
2亀田総合病院神経内科
pp.1225-1228
発行日 2020年7月10日
Published Date 2020/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227067
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
頭痛の中でも髄膜刺激症状をきたす疾患には致命的なものが多いです.髄膜炎・脳出血・硬膜炎など,鑑別は多岐に渡ります.髄膜刺激症状があるかないかを特定できないと,致命的な疾患を見逃してしまうことになります.頭痛疾患を的確に診断するには病歴が最も重要です.髄膜刺激症状がはっきりと指摘できればよいのですが,それを検出する感度が100%に近い検査はありません.わずかな異常所見を検出できるように日々トレーニングする必要があります.それでは髄膜刺激症状について勉強しましょう!
*本論文中、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年6月30日まで公開)。
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.