増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド
消化器
26 感染性腸炎—JAID/JSC 感染症治療ガイドライン2015—腸管感染症
山本 泰正
1
,
倉井 華子
1
1静岡県立静岡がんセンター感染症内科
pp.113-116
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226842
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押さえておきたい必須ポイント!
・市中発症の細菌性腸炎の多くは対症療法のみで軽快するため,抗菌薬が必要な症例は限られる.
・原因微生物の検索のため,丁寧な問診と身体診察,便検査を実施する.
・細菌性腸炎か,ウイルス性腸炎かの判断がつかない場合,安易に抗菌薬治療を開始しない.
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