特集 プライマリ・ケアのための—ポリファーマシー「超」整理法
ポリファーマシーは多職種で整理する
多剤服用と多職種連携・社会的処方
千嶋 巌
1
1国立病院機構栃木医療センター内科
pp.2194-2197
発行日 2019年12月10日
Published Date 2019/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226637
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Point
◎不適切処方に繋がる3つの要因(患者,医師,環境・ヘルスケアシステム)に目を向けよう.
◎WHOが提唱する10個の「健康の社会的決定要因(SDH)」が背景に隠れていないか考えてみよう.
◎では私達ができることはなにか? 苦しんでいる人に「声をかける」,地域の社会的資源を「見える化」する,支援が必要な人に資源を「つなぐ」,見識を「広める」ことができる.
◎そのためには,職域を超え看護・介護・福祉・住民・民間企業・行政など業種を超えた多分野の密な連携,交流が重要である.
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