特集 内科医が押さえておくべき—検査の考えかたと落とし穴
新たに登場/解釈が変わった検査の考え方
Point-of-Care心エコー—病態評価から診断に迫る
竹原 慧
1
,
舩越 拓
1
1東京ベイ・浦安市川医療センター救急集中治療科
pp.1964-1969
発行日 2019年11月10日
Published Date 2019/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226578
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Point
◎心エコー図検査(以下,心エコー)は侵襲性が低いことに加えて,即時性が高いため多くの状況で有効である.
◎POCUS(Point-of-Care Ultrasound)における心エコーはFCU(Focused Cardiac Ultrasound)とTTEL(Limited Transthoracic Echocardiography)に大別され,前者は大まかな病態把握に,後者は(限定的ではあるが)診断に利用できる.
◎POCUSは数ある所見の1つであることを忘れず,他の所見と合わせて判断するようにする.
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