増刊号 一人でも慌てない!—「こんなときどうする?」の処方箋85
どうする? 内分泌
30 若手内科医に贈る脆弱性骨折二次予防のためのビスホスホネート入門
坂 正明
1
1洛和会丸太町病院救急・総合診療科
pp.162-166
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226141
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症例呈示
80歳女性,ADLは杖歩行で外出も可能.
●寝室で電灯をつけようとしたところ足を滑らせ尻もちをついた.
●背部痛が強く救急車を要請し来院.
●MRIで第1腰椎椎体にSTIR高信号域を認めた.骨密度検査でYAM 60%と低骨密度で,二次性骨粗鬆症を疑う病歴・検査所見もなく原発性骨粗鬆症による第1腰椎新鮮椎体骨折と診断した.
●鎮痛・リハビリのため当院総合診療科に入院した.
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