連載 医師のためのビジネススキル・3
マーケティング—若手医師に人気のプログラムを作ろう!
岡村 知直
1
1飯塚病院緩和ケア科
pp.1476-1479
発行日 2018年8月10日
Published Date 2018/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225776
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事例
地方都市の300床の○○総合病院の総合内科医として働いているあなたは,普段の診療に加え,若手医師の教育に忙殺される毎日である.若手スタッフは増えず,高齢者の増加とともに入院患者数は増え,教育に専念することが難しい.レジナビなどの若手医師勧誘イベントには参加しているが,見学者自体が少ないのが実情である.
「うちは結構教育もしっかりしているし,いいプログラムだと思うけど,なんだかんだいって医局と関係ないと若手は来ないのか.あと,給料がすごく高いわけでもないし.都会の病院には人が集まるらしいし,やっぱり地方では限界なのかも.でも,地方でも人気がある病院はあるし,やはり有名な先生がいないとダメなのか.誰かうちに来てくれないかなあ」
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