特集 皮膚疾患が治らない!—皮膚科医が教える“次の一手”
対談
内科医が診る皮膚疾患
出光 俊郎
1
,
佐々木 直英
2
1自治医科大学さいたま医療センター皮膚科
2登米市立上沼診療所
pp.1364-1370
発行日 2017年8月10日
Published Date 2017/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225047
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皮膚疾患に限らず,われわれ医師は患者さんを診察して診断し,治療すれば治るという前提で診療を行っています.診断が誤っていなければ治療により治癒する“はず”ですから,いかに正しく診断するかに重きが置かれてきたわけです.しかし実際には,「治療したけれど思うように治らない」ことは珍しくありません.そこで今回,皮膚疾患が「治らない」ときに何をどう考えるべきかということに焦点を当てた特集を企画しました.本日は地域医療の現場で皮膚疾患を日常的に診ている総合診療医の佐々木先生と,皮膚疾患を診るコツや「治らない」理由について,お話ししていきたいと思います.(出光)
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