特集 がん診療—内科医が知りたい30のエッセンス
内科医が知っておくべきがん患者のマネジメント
がんサバイバーが経験する問題にどう対応すればよいでしょうか—(がんサバイバーシップ)
金 容壱
1
,
勝俣 範之
2
1淀川キリスト教病院腫瘍内科
2日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科
pp.1282-1285
発行日 2017年7月10日
Published Date 2017/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225027
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Point
◎がんサバイバーがもつニードに合わせたケアを行う.その際にはサバイバーの身体・心理・社会面をもれなく把握する必要がある.
◎サバイバーのケアには,健康行動の促進,対策型がん検診の推進など,予防医学の視点が重要である.
◎かかりつけ医がサバイバーを支援することが望まれる.そのためには,がん連携拠点病院が行っているがん地域連携クリティカルパスに参画する,拠点病院で定期的に開かれているがんに関する研修会に参加する,という方法がある.
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