特集 —症候別 すぐ役に立つ—救急画像診断—いつ撮る? どう見る?
各論—症状別 どのように画像検査を行うか,どう読むか?
頭痛
中間 楽平
1
,
加藤 弘毅
1
1済生会宇都宮病院放射線科
pp.672-674
発行日 2017年4月10日
Published Date 2017/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224877
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Point
◎「突然発症の頭痛」「いつもと違う頭痛」「神経症状のある頭痛」が認められたらCT撮影を行う.
◎くも膜下出血はCTのみでは否定できないことがあるため,病歴や所見から本症が疑われる場合は,MRIや腰椎穿刺も考慮すべきである.
◎脳ヘルニアは急変のサインであり,頭部CT所見により早期に認知する必要がある.
◎脳実質だけでなく,脳槽・脳溝などの間接所見が正常かどうかにも着目することが重要である.
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