特集 脳卒中はこう診る—新ガイドラインで何が変わったか
座談会
脳卒中診療の実際—新ガイドラインと実臨床をつなぐ
西山 和利
1
,
豊田 一則
2
,
丹羽 潔
3
1北里大学医学部神経内科学
2国立循環器病研究センター脳血管内科
3にわファミリークリニック
pp.198-205
発行日 2016年2月10日
Published Date 2016/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223931
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ガイドラインの改訂ポイント
西山 「脳卒中治療ガイドライン2015」が2015年6月に発表されました.その中身については実物を読むのが一番ではありますが,前回の2009年版から6年ぶりの改訂ですから,特筆すべき大きな変更点も少なくありません.また,実臨床においては,ガイドラインの本文にははっきり書かれていないようなこと,つまり“行間を読む”ことも時として必要になるのではないでしょうか.
そこで本日は,ガイドラインの作成に関わられた専門家として豊田先生,そして脳卒中診療に一般医家として携わっておられる丹羽先生にご出席いただき,ガイドラインと実臨床の橋渡しになるようなご議論をいただければと思います.
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