特集 いまアレルギー外来がおもしろい—安全で効果の高い治療を使いこなす
Overview
アレルギーの診かた,考えかた
岡田 正人
1
1聖路加国際病院Immuno-Rheumatology Center
pp.1876-1881
発行日 2015年10月10日
Published Date 2015/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223740
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ポイント
●アレルギーの診断は,まずⅠ型か非Ⅰ型かを考えて診察する.
●重症薬疹は全身症状から疑い,初期皮疹の低い重症度に惑わされないようにする.
●鼻炎の治療は鼻漏と鼻閉を分けて考える.
●慢性蕁麻疹は,アレルギーが原因のことは少なく,まずは対症療法でしっかりと症状をコントロールすることから始める.
●アナフィラキシーの初期対応(下肢挙上,アドレナリンなど)は病態を理解して覚えることで迅速な対応を心掛ける.
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