特集 自信がもてる頭痛診療
さまざまな二次性頭痛を診る
顎関節症と頭痛
和嶋 浩一
1
1慶應義塾大学医学部歯科口腔外科学教室
pp.1341-1343
発行日 2015年7月10日
Published Date 2015/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223616
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ポイント
●顎関節症による頭痛は,歯科領域,頭痛領域において正式に分類されている.
●顎関節症の疼痛症状としての顎関節痛,咀嚼筋痛が,頭痛のもととなっている.
●診断においては,下顎を随意的,他動的に動かすことにより疼痛を誘発させ,頭痛が生ずるか診査する.
●咬筋,側頭筋を約1〜2kgの力で5秒程度圧迫して,頭痛が誘発されないか診査する.
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