特集 感染症診療 それ,ホント?
入院編
ESBL産生大腸菌による尿路感染症でカルバペネム系以外も治療の選択肢になることがあるってホント?
山口 征啓
1
1健和会大手町病院総合診療科
pp.940-942
発行日 2015年5月10日
Published Date 2015/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223513
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
●ESBL産生菌感染症の標準治療薬はカルバペネム系抗菌薬である.
●しかし耐性菌増加の観点から,カルバペネム以外での治療が模索されている.
●大腸菌の尿路感染症という状況であれば,ピペラシリン・タゾバクタム,セフメタゾール,フロモキセフ,ホスホマイシンなどで治療できることがある.
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.