特集 感染症診療 それ,ホント?
扉
松永 直久
1
1帝京大学医学部附属病院感染制御部
pp.817
発行日 2015年5月10日
Published Date 2015/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223480
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「熱があれば抗生物質を直ちに投与するというような,安易な方法で診療が行われてきた感も否めない」
約20年前,『medicina』1996年1月号巻頭言で北原光夫先生が書かれたものである.この特集のなかでは,「発熱症例をみた時点で最も重要なことは,現病歴と身体所見の丁寧な把握である」こと,そして,感染臓器の存在を探索し,血液・尿などの培養検査を提出することも勧められている.
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