特集 がんを診る
がん医療の意味を考える
補完代替医療の考え方
上元 洵子
1
,
金 容壱
2
1聖隷浜松病院緩和医療科
2聖隷浜松病院化学療法科
pp.464-467
発行日 2015年3月10日
Published Date 2015/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223150
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ポイント
●がん患者の約半数が補完代替医療(CAM)を利用する.
●CAM利用は,がんを源とする危機に対するコーピング(対処)の一つである.その行動が「ともにがんと闘う」うえで妥当か否は,査定が必要である.
●医療者は患者の安全を第一に,正しい情報提供と意思決定支援を行う.
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