Medicina(Tokyo) Volume 52, Issue 1 （January 2015）

medicina 52巻1号（2015年1月発行）

特集循環器薬up to date 2015

急性期治療

急性心不全猪又孝元 ¹ ¹北里大学医学部循環器内科学 pp.20-23

発行日 2015年1月10日 Published Date 2015/1/10

DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223011

PDF(357KB)

ポイント

●急性心不全では，患者救命と苦痛改善を最優先する．すなわち，呼吸を管理し，血行動態を改善させる．

●受診時の収縮期血圧を用いたClinical Scenario(100および140mmHgを境目とする)をもとに急性心不全の初期対応を決める．

●うっ血に対しては血管拡張薬と利尿薬を，末梢循環不全ではカテコラミン薬の静脈内投与を行う．

基本情報

電子版ISSN 1882-1189 印刷版ISSN 0025-7699 医学書院

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