今月の主題 痛みの診断とその対策
痛みの対策
血管拡張薬療法
長瀬 真幸
1
1国立療養所中野病院・麻酔科
pp.2532-2533
発行日 1989年12月10日
Published Date 1989/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222977
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痛みを引き起こす機序のひとつに虚血がある.いわゆる虚血性の痛みである.したがって,その治療として血管を拡張して虚血を改善する方法が考えられる.それには局所麻酔薬を用いた神経ブロック療法(主に交感神経ブロック)が最もよく知られているが,ここでは他項との重複を避け交感神経遮断薬や血管拡張薬を用いた治療法を中心に述べる.
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