グラフ 消化管造影 基本テクニックとPitfall
大腸(7)—早期癌
松川 正明
1
,
西澤 護
2
1順天堂大学・消化器内科
2東京都がん検診センター
pp.2444-2451
発行日 1989年11月10日
Published Date 1989/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222957
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西澤 前回は大腸の進行癌のお話をしましたが,漿膜から癌が露出し,癌性腹膜炎や肝転移を起こしたり,あるいはリンパ節転移などで全身症状が出てくる前に発見したい.というわけで,今日はこのぐらいならばまだ助かるという症例について話したいと思います.
まず最初の症例は直腸ですけれども,読み方はどうでしょうか(図1).
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