今月の主題 循環器薬の使い方
動脈疾患
大動脈瘤治療薬の使い方
鈴木 紳
1
1榊原記念病院・循環器内科
pp.1552-1553
発行日 1989年9月10日
Published Date 1989/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222679
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●大動脈瘤の内科治療と外科治療
大動脈瘤は,解離性大動脈瘤と真性大動脈瘤とに大別される.両者とも内科治療と外科治療とがあり,いずれを選択するかは病型や病期によって異なってくる.一般に解離性大動脈瘤は急性期の,真性大動脈瘤の場合は切迫破裂の時期における積極的降圧療法が内科治療の主体となる.表1,2に,Wheat1)による解離性大動脈瘤に対する薬物(積極的降圧)療法の適応ならびに手術適応を示す.
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