講座 図解病態のしくみ 循環器疾患・14
大動脈弁疾患
田村 勤
1
,
小田中 順
1
1帝京大学医学部・第2内科
pp.682-689
発行日 1989年4月10日
Published Date 1989/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222417
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大動脈弁疾患は狭窄性病変と逆流性病変とに分けられ,心不全その他の症状をもたらす疾患として臨床上重要な位置にある.臨床上は大動脈弁狭窄(AS),大動脈弁閉鎖不全(AR),大動脈弁狭窄兼閉鎖不全(ASR)の3通りの病状を示す.ここでは,ASとARの病態生理について述べることにする.
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