今月の主題 内科医のための癌治療のオリエンテーション
癌治療のためのオリエンテーション
治療前に知っておくべき癌患者の状態
北原 光夫
1
1東京都済生会中央病院・内科
pp.220-222
発行日 1989年2月10日
Published Date 1989/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222309
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癌の診断がついた時点でどのような治療をとるか決定するには,まず患者の状態が治療に耐えられるか知っておく必要がある.これには患者のperformance status(可動性)がある.さらに,病期の決定が重要である.どのような腫瘍にせよ,病期を決定してゆき,その病期に適した治療を選択する.次に,治療に対する反応を見るうえで,測定可能な腫瘍や腫瘍マーカーを把握しておくのは重要である.
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