増刊号 これだけは知っておきたい薬の使い方
Ⅰ 感染症治療薬
腹部臓器感染症
20.腹膜炎におけるクリンダマイシン,セフォキシチンの使い方
上野 文昭
1
1東海大学大磯病院・内科
pp.1790-1791
発行日 1987年9月30日
Published Date 1987/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221140
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腹膜炎は種々の原因により生じ,感染以外によることも少なくない.感染によるものでは,細菌性のものが最も多い.これらは,菌の侵入経路が明確でない一次的腹膜炎と,経路が明確な二次的腹膜炎とに分類される(表1).それぞれの原因菌や基礎疾患は異なるため,的確な診断が治療方針決定の上で重要である.
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