臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第3集
Ⅹ.内分泌機能検査
153.甲状腺ホルモン
福地 稔
1
Minoru Fukuchi
1
1兵庫医科大学・RIセンター診療部
pp.2468-2470
発行日 1984年12月1日
Published Date 1984/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219474
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
活性型甲状腺ホルモンには,T3とT4の2種類があり,血中ではそのほとんどが血清蛋白と結合して存在し,生物学的作用の主役を演ずる遊離型のT3やT4もわずかながら存在する.近年,測定法の発達普及により血中総T3や総T4濃度を直接測定することが容易となり,さらに,血中遊離型T3や遊離型T4濃度や,さらに血中rT3濃度の測定も可能となっている.
Copyright © 1984, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.